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人間の背の高さ程もあるガラスの花びんに、

真っ赤なカーネーションの花をぎゅうぎゅうに
ぎゅうぎゅうに
つぶれるくらいに押しこめて

真っ白い和紙の上に一気にひっくり返す
と、
真っ赤な赤い花の汁が
和紙の上をまるで血のように
溢れて、流れる‥


これは、中川幸夫さんという前衛のいけばな作家の
「花坊主」という作品。

何気なくTVをつけていたら、飛び込んで来た
衝撃。


花は、新鮮で、綺麗に手入れされていて、清潔な方が
美しいという曖昧に確立された価値観が世の中には
広く浸透していて、

それをひっくり返すような作品は批判されやすく
受け容れられ難い‥
ように感じる。


枯れて、朽ちて、腐っていく過程にも花の美しさがある。
そう主張していいものか、まだまだ技術も自信もない私は
迷ってしまうけれど、
「それもありなんだ」
と、勇気をもらった気がした。


都内の団地で最後までひとりで貧しい生活をして
いたというその人のことは私のお華の先生もよく知っていて、
私が今やっている流派の先代の家元も認めるような
でも、どの流派にも属さない一部では名の通った
芸術家だったそう。



久しぶりに心が震えた。
まだまだ知らないこと、勉強しなきゃいけないことは
沢山ある‥

hana-bouzu1973.jpg





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